晩婚化の原因は選択肢が多すぎるから。横浜心療内科コラム

現在、晩婚化と、それに関連しての少子化が進んでいます。
いえ、もちろんそれが
「自分は人生の決断として相手を作らない!」
と思うのなら、まったくOKです。
しかし「相手を見つけたいなのに、いい相手がいないから」「理想的な人に、どうしても出会えないから…」
と思うのなら、要注意です。
実際、晩婚化の傾向は最近になって特に多いですが、はたして一昔前の恋愛や結婚は、どうだったのでしょうか。
言うまでもなく、出会いの幅なんて今ほど広くありません。
だいたい、職場や学校、または近所づきあい、さらには親の決めたお見合い相手などから、ほぼ強制的に決めていた、という人も大半です。
実際に原始時代で考えてみれば、人間の行動範囲なんて、そこまで広いものではありません。
特に人間は集落を作って生活していたわけですが、その集落の人口なんて、せいぜい数十人レベルではなかったかと考えられます。
その中で妙齢の異性…となるとさらに限られ、そこまで選択の余地なく、目の前の相手と子供を成していた、と思われます。
しかし現在、相手は良くも悪くも選び放題です。
ネットにSNS,さらに様々なサービス、そして多くのイベントなどで、本当にたくさんの人と知り合うことができます。
またマッチングサービスは次々と相手を出してくれますので、次から次へと、たくさんの相手を示してくれます。
これ、一見幸せなことですが、実際にウラを返すと「選びきれない」という結末にもつながります。
食事でたとえれば、定食がポンと出てくればそれを食べるのが当然ですが、食べ放題のビュッフェみたいな状態で、そこから一品しか食べられない、となったら、そうそう選びきれなくなってしまうのではないでしょうか。
よって重要なのは、「理想の相手を探す」のをやめて、「目の前の相手を理想にする」ことです。
とはいえ、調教せよとか、ガッチリ教育せよ、とか言うつもりはありません。
ただ「ほめる」だけです。
「カッコいい!」
「かわいいね!」
「すごい!」
「ありがとう!」
「こうしてくれて嬉しい!」
などなど、相手が何かをしてくれるたびに、ほめまくってください。もちろん、イヤなことをしたらほめる必要はありません。
「もっとこうしてくれるといいな」と指導すればいいでしょう。
ただ、少しでも自分にとって嬉しいと感じることがあったら、全力でほめてあげることです。
これを繰り返すと、相手は自分の望ましい方向に変化してくれるはずです。
理想の異性を探し続けるのは、もうやめましょう。行き着く先は、孤独な老化です。
まずは目の前の人をほめることから始めてみてくださいね。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
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【問1】
以前のように元気がでない
【問2】
自分のペースで物事が進められないと感じてしまう
【問3】
自分の技能や知識を活かせることが少ないと感じてしまう
【問4】
ワクワク、イキイキとした気持ちにならない
【問5】
もっと一生懸命、働いたり勉強しなければならないと考えてしまう
【問6】
普段いる場所の環境(騒音、照明、温度、換気など)はよくないと思う
【問7】
ひどく疲れを感じる
【問8】
怒りを感じることが多い
【結果】
うつの可能性は少ないかもしれません
うつの可能性は少ないかもしれませんが、症状は日によって変わるものです。
もしお悩みや心配なことがある場合は、メンタルクリニックやカウンセリングを受けてみるのも手だと考えます。
当院では、空きがあれば当日の受診も可能です。どうぞお気軽にお申し込みください。
【結果】
軽度のうつの可能性があります
即治療を必要とする、とは言い切れませんが、もしも「今までできていたことができなくなる」などの症状により生活に支障をきたしている場合は、メンタルクリニックの受診をお勧めします。
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【結果】
ある程度、うつの可能性があると考えられます
治療開始が早ければ改善も早くなりますので、日常生活に支障が強いと感じられる場合は、メンタルクリニックの受診をお勧めいたします。
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【結果】
うつの可能性が強いと考えられます
早めにメンタルクリニックの受診をお勧めします。
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