英語の発音が苦手、という方へ。横浜心療内科マンガ

日本人の大半は、英語の発音に苦手意識を持っています。

さらにそのコンプレックスを刺激するかのように、
「日本人の英語、ここが違う！」
「こんな発音をしたら、こんなハジをかく！」
「日本人のこの英語、ネイティブにはこう聞こえる！」
みたいな本が、たくさんたくさん発売されています。

しかし、思うのです。

外国人で「日本語めっちゃ得意」という人がいますよね。

それでも、その人の発音って、やっぱり「日本語の自然な発音」とは、程遠いです。

これってもう、「生まれつきその言語をしゃべっているか」「人生の途中から学んだか」によって決定されるもので、いかに習得しても、やはり元から話している人の発音と「まったく同じ」になるのは、とても大変なことではないか、と感じるのです。

しかし、別にそれでいいのではないでしょうか。

そんな発音であっても、日本人からしたら、「しゃべれている」だけで、十分に「すごい！」と感じますよね。

それは外国人からであっても同じで、たとえカタコトであったり、不自然な発音であったとしても、「しゃべれている」だけで、十分に評価されるのではないでしょうか。

にも関わらず、「こんな発音ではハジをかく！」なんて否定してくる人がいたら、それは日本語を話せている外国人にたいして「発音が少し違う」「ニュアンスが違う」なんてケチをつける日本人と一緒。厳しすぎます。相手にする必要すらありません。

何にせよ重要なのは、完璧なんて求めすぎず、堂々と振る舞うこと。

それこそが、コミュニケーションにおいても人生においても、何よりも重要なことだと思います。はい。

今回の話が、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

（完）

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