プチうつに効く!絶対に落ち込まない最強のバリアのポーズ!~横浜心療内科コラム
こんにちは、ゆうきゆうです。
今回は、落ち込みそうな気分を持ち上げて、無敵になれる「バリア」のような方法についてお話します。
スペイン マドリード大学の心理学者 パブロ ブリロンは大学生たちを対象にして、次のような実験を行いました。
まず、学生たちに様々な姿勢を取らせます。
その上で「将来の仕事はどんなふうにしたいか」「どんな人生を送りたいか」等の質問をし、回答を調査しました。
その結果、「背筋をピンと立たせる」という姿勢をさせたグループは、将来に対してポジティブな発想をしました。
一方、背中が丸まっていたり、うつむき気味といった姿勢を取らせたグループは、ネガティブな発想をしました。
この結果から言えるのは
「姿勢は精神に直結している」ということです。
確かにどんな人も、落ち込んでいるとどんどん猫背になってきますね。
そして猫背であることでまたネガティブな考えが浮かんで、さらに落ち込んで…と、ネガティブなスパイラルにはまってしまうのです。
逆に、楽しいとき・自信満々なときは明るくなりますし、姿勢も良くなります。
そして姿勢を正していると前向きな発想が浮かんでくるため、さらに気持ちも明るくなり…と、ポジティブなスパイラルが起こります。
とても良い例として、お笑い芸人のオードリー 春日さんを思い出してみてください。
彼はすごく明るく、自信満々に見えますね。
そのイメージは、やはり姿勢によって作られる部分が大きいのです。
そのため、ネガティブ思考になりそうなときは、強引にでもピーン!と背筋をのばしてみましょう。
バリア的な効果を感じていただけるはずです。
今すぐにできると思いますので、ちょっとやってみましょう。
パーン!と、背中をまっすぐに、胸を張ります。
そして、この姿勢で
「もう死ぬ」
と言ってみてください。
どうでしょうか。
まったく言えない、とまではいきませんが、深刻なニュアンスが薄れるのを感じていただけるはずです。
どんなネガティブ発言も、まっすぐな姿勢では冗談ぽさが出てきてしまいます。
反対に、背中を丸めて「俺、大丈夫」「俺はできる」なんて言っても、なんだか大丈夫じゃない気持ちになってしまうでしょう。
ですので、
「ちょっと落ち込んでるな」と感じたときは、とにかくまず胸を張って姿勢を正してみましょう。
これだけでもネガティブな気持ちを追い出し、無敵のバリアを作ることができます。
ここで、
「胸を張るのすらできないほど、つらい…」
そうおっしゃる方もいるかもしれませんね。
でもこれは、自らネガティブを選んでいる可能性が高いです。
ネガティブにはまることで、マゾヒスティックな快感を抱いているのかもしれません。
「つらくなったら胸を張る」
どうか覚えておいてくださいね。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
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【問1】
以前のように元気がでない
【問2】
自分のペースで物事が進められないと感じてしまう
【問3】
自分の技能や知識を活かせることが少ないと感じてしまう
【問4】
ワクワク、イキイキとした気持ちにならない
【問5】
もっと一生懸命、働いたり勉強しなければならないと考えてしまう
【問6】
普段いる場所の環境(騒音、照明、温度、換気など)はよくないと思う
【問7】
ひどく疲れを感じる
【問8】
怒りを感じることが多い
【結果】
うつの可能性は少ないかもしれません
うつの可能性は少ないかもしれませんが、症状は日によって変わるものです。
もしお悩みや心配なことがある場合は、メンタルクリニックやカウンセリングを受けてみるのも手だと考えます。
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【結果】
軽度のうつの可能性があります
即治療を必要とする、とは言い切れませんが、もしも「今までできていたことができなくなる」などの症状により生活に支障をきたしている場合は、メンタルクリニックの受診をお勧めします。
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【結果】
ある程度、うつの可能性があると考えられます
治療開始が早ければ改善も早くなりますので、日常生活に支障が強いと感じられる場合は、メンタルクリニックの受診をお勧めいたします。
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【結果】
うつの可能性が強いと考えられます
早めにメンタルクリニックの受診をお勧めします。
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