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睡眠で頭がスッキリする理由！

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ここでは皆さんの気持ちをラクにしたり、楽しくしたり、もしくは前向きにしたり…
そんなようなお話ができたらな、と思っています。

睡眠はとても重要ですが、なぜ睡眠で頭がスッキリするのか。
今回はこういった話をしていきましょう。

人間の脳というのは、どんなときに一番疲れるのかといいますと、
脳科学的に一番良くないのは「マルチタスク」だと言われています。

脳が疲れる理由

例えば勉強中にも関わらずネットやメールを見てしまう。
もしくは何か一つの仕事をしているのにも関わらず、他の人から次々と用件を言われて引き受けてしまう。

このように色んなものを並行して行う、これがマルチタスクと言われ、脳を一番疲れさせると言われております。

実際人間は、一個のものに集中している方が気持ちがラクですし、楽しいし疲れないのです。

本や漫画・映画に集中していると、いつのまにか時間が経っているという感覚があると思います。
ゲームを一晩ずっとやっていて、気づくと朝だった、なんてこともよくあると思います。
そういったときは、疲れていません。
勉強を一晩夢中でやったという人はなかなかレアだと思いますが、ゲームやマンガなど面白いものだと集中してやってしまう。
このように、集中すれば脳は疲れないのです。

ところが、マルチタスクで同時並行の作業をすると、疲れてきてしまうのです。
例えばつらいこととか悲しいことがあったときは、勉強に集中しようとしても集中できないことが多いでしょう。
勉強に集中を向けようというのにも関わらず、過去のことや失敗したことに意識が引きずられて行ったり来たりしてしまう。

これも実は、結果的にマルチタスクになっています。
つらいときに勉強すると疲れるのは、それが理由なんです。

このように人間の脳はマルチタスクをすると疲れ、逆に一つのこと＝シングルタスクを集中してやることが出来たら疲れない、と理解いただくと良いでしょう。

ちなみに疲労というと肉体疲労もありますが、これはマラソンや全力の筋トレをしない限り疲れません。
普段の生活で皆さんが感じている疲れは、基本的に脳の疲労＝マルチタスクの疲労と言えるでしょう。
すなわち仕事や勉強をしながら他のことを考えたり、メールやネットをチェックしたり、といったことをダラダラ繰り返しているために疲れるのです。

疲労はそういったものだという前提で、ではなぜ睡眠はいいのか、というお話に移りましょう。