疲労において最重要なのは「達成感」!横浜心療内科マンガ

現在、高校野球こと甲子園が盛り上がっています。

まぁ甲子園に限らず、世の中にはたくさんのスポーツがあり、スポーツであるからには「勝ち負け」がありますね。

しかしここで、勝ったチームや選手を見てみると、みなさん、その試合ですさまじい運動量と精神的ストレスを抱えていたはずなのに、大半が「スッキリ」した顔をしています。
もう、疲労の「ひ」の字も、一切感じさせない表情です。
おそらくその後に、朝まで祝勝会だってできるかもしれません。

逆に負けたチームや選手を見てみましょう。
大半が悔しそうで、本当に疲れた顔をしていることが多いものです。
もうすぐにでも帰って寝たい、くらいではないでしょうか。

これ、不思議ですよね。
同じ試合で戦ったなら、運動時間はまったく一緒ですし、運動量も勝者と敗者でそこまで大差はないはずです。

にもかかわらず、勝った方は疲労感がなく、負けた方は疲労感が強い。

そう考えると、疲労感に何より影響を与えるのは「やりきった!」という達成感ではないか、と考えられるわけです。

特に勝った方は、後悔することは一切ありませんが、負けた方は、
「あああ、あのときあのボールを投げなければ!」
「あのタイミングでもっとこうプレイしておけば!」
「そういえば練習が足りなかった、数日前にもっとこうしておけば…!」
なんてふうに、エンドレスで考えてしまうこともあるのではないでしょうか。
そのグルングルンした思考は、さらに脳のエネルギーを奪い、結果的にもっともっと疲労させてしまうはずです。

ですので重要なのは、とにかく「達成感」です。

よってみなさんがもし「最近、疲れるな…」とか「今日は本当に疲れた…」と思っているのなら、それは肉体疲労だけでなく、「達成感がない」ことが原因かもしれません。

こんなときに「休む」ことはもちろん大切ですが、できればちょっとした「達成感」を持つことも重要です。

本当に小さなことで構いません。
たとえば五分程度でできる運動、または数分で終えられるレベルに分割した小さな仕事を目標として、それだけでも終えてみる。

そして「これをやったんだ!やり遂げたんだ!」と感じてみてください。

それだけでも、少しだけ「あぁ、今日、これだけでもやったんだ」と思えてきます。結果的に、疲労感も和らぐはずです。

ぜひぜひ試してみていただければ幸いです。

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

(完)

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【問1】

以前のように元気がでない

【問2】

自分のペースで物事が進められないと感じてしまう

【問3】

自分の技能や知識を活かせることが少ないと感じてしまう

【問4】

ワクワク、イキイキとした気持ちにならない

【問5】

もっと一生懸命、働いたり勉強しなければならないと考えてしまう

【問6】

普段いる場所の環境(騒音、照明、温度、換気など)はよくないと思う

【問7】

ひどく疲れを感じる

【問8】

怒りを感じることが多い

【結果】

うつの可能性は少ないかもしれません

うつの可能性は少ないかもしれませんが、症状は日によって変わるものです。
もしお悩みや心配なことがある場合は、メンタルクリニックやカウンセリングを受けてみるのも手だと考えます。

当院では、空きがあれば当日の受診も可能です。どうぞお気軽にお申し込みください。

【結果】

軽度のうつの可能性があります

即治療を必要とする、とは言い切れませんが、もしも「今までできていたことができなくなる」などの症状により生活に支障をきたしている場合は、メンタルクリニックの受診をお勧めします。

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【結果】

ある程度、うつの可能性があると考えられます

治療開始が早ければ改善も早くなりますので、日常生活に支障が強いと感じられる場合は、メンタルクリニックの受診をお勧めいたします。

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【結果】

うつの可能性が強いと考えられます

早めにメンタルクリニックの受診をお勧めします。

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